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個人評価83
一般評価90
マフィアは出て来ない、日本が舞台のアニメのゴッドファーザーだ。代わりにホームレスが出てくる。オッサン、オカマ、少女のホームレスがクリスマスに捨て子を拾うところから物語りは始まる。お子様に見せても安心でき、大人が見ても安心できるハッピーエンドになっている。都合よく出来すぎていると思う方もいるかもしれないがそういうものだと思ってみるべし。
難しいことを何も考えずに楽しみたい時はコレ!難しいテーマが無いわけではないが。
個人評価93
一般評価90
おいおい、邦題なんとかしろよ。と、言いたくなる代表的映画である。それ意外は最高傑作の部類に入る。チェン・カイコー監督作品としても頭一つか二つほどでた珠玉一本だろう。舞台は近代中国で戦前・戦中(日本統治時代)・戦後・文革・(おまけでその後)といくつもの時代に翻弄された京劇役者の物語である。監督チェン・カイコ-の青年時代の文革への憎しみ、実際に男色家で自殺したレスリー・チャンの人生投影ともいえる女形の劇中人物が、この映画に異常な迫力とリアリティーを与えた。ところで京劇という芸術を一番買ってくれたのは、日本軍の将校で、一番礼儀正しく京劇を鑑賞していたのも日本人だったというシーンもある。芸術は政治的意図とは違う次元に存在するというチェン・カイコーの叫びだろうか?
ゴッド・ファーザーもそうなのだがハイレベルな映画は製作者が意図したかどうかはわからないがテーマが単一で薄っぺらくなく、人そのもののように複雑な多重構造を見せる。この映画もまさにそういったテーマに複雑な多重構造を見せている映画だろう。
重く、辛い映画だが中国映画として最高レベルの映画を見たい人におススメ!
個人評価85
一般評価85
13世紀末、悪政に苦しむスコットランドの独立と開放を目指して戦った実在の英雄、ウィリアム・ウォレスの生涯を描いた映画。日本人の知らない歴史その1である。この映画のウィリアム・ウォレスと実在のウィリアム・ウォレスとは大分隔離はあるようだが、これはこれで一つの英雄像として受け入れればいいだろう。戦闘シーンが特に秀逸である。彼が火種となった独立運動は劇中にも存在するロバート・ブルースに引き継がれ成った。男女問題視点で見れば初夜権の存在や意義において大きく議論が起こるところだろう。
自由と尊厳のために戦う英雄を見たければコレ!
用語解説
※初夜権:領主が領民の新婚婦と寝れる権利。厄払いとされてきた。劇中ではイギリス王が諸侯を味方につけるためこれを諸侯に許可する。
個人評価80
一般評価89
かっこいい映画である。一般評価はかなり高いのではないだろうか?サスペンス好きならまず外さないだろう。ストーリーは曲のあるアウトロー5人組みが、実在しているともいないとも言われる伝説の男カイザー・ゾゼに・・・。とストーリーを説明しているだけでネタバレになりそうなのでここまでにしておこう
アウトロー・サスペンス好きなら誰にでもおススメ!
個人評価80
一般評価70
日本版ロミオ&ジュリエットか?戦国時代が終わり江戸時代という平和な社会が生まれようとしているなか山奥の隠れ里で超人的な忍術を残してしまった伊賀と甲賀。徳川家康とその幕僚達は、その力を恐れ、二つの隠れ里を争わすことで共倒れを狙おうとした。その頃、両里の頭領は婚約を交わしていた。
この映画はラブストーリーに見せかけた運命をテーマにした物語と私はみた。事実、世間で言われてるほど仲間とオダギリの絡みでラブストーリーはしていない。平和な時代のなかで取り残されてしまった危険すぎる力を持つ忍び達、それら疎まれた者達がどう運命と向き合って生きるか・散るかがこの映画のテーマだ。このテーマは忍者ものでは結構よくあるテーマである。ラブストーリーとこのテーマをうまく掛け合わせていると思う。アクションもなかなかいい。しかしながら、原作・漫画とかけ離れたことが一般評価を落としてしまった原因だろう。
忍者ものによく見られる「時代に取り残された忍」を映画で見たいならコレ!
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