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個人評価90
一般評価80
イギリスの至宝と謳われた天才チェロリスト・ジャクリーヌとその姉ヒラリーの物語。難病におかされて28歳という若さで一線を退いた天才チェロリストのプライベートを姉の視点からその姿を見るという構成になっている。
私にとっては冒頭と最後のシーンが意味不明だった。幼い少女のジャクリーヌに大人になったジャクリーヌが「なにも心配しなくていいのよ」と語りかけるシーンだ。非常に美しく幻想的なシーンではある。恐らくジャクリーヌは常に心配して生きてきたのだろう。姉から、家族から、旦那から、観衆から期待されなくなる心配とでも言おうか?幼き日のジャクリーヌが大海を見た不安に対し心配しなくてもよいと答える大人のジャクリーヌ。幻想の心配によって不安になってしまったジャクリーヌが少女に対してするアドバイスが「なにも心配しなくていいのよ」という言葉だったのではないだろうか?意味がわかった人は解釈を教えてもらいたい。
天才の孤独、一女性の孤独を見たい人はおススメ!
個人評価83
一般評価70
摩訶不思議なSFの旧ソ連映画。異星人の事件に巻き込まれ故郷地球を離れた二人が四苦八苦して地球に戻ろうとする話。アホらしい設定にアホらしい演技、アホらしいストーリーが独自の味を生み出しているため、必然的に見るものを選ぶ。しかしながら当時の旧ソ体制を皮肉っているストーリーかと思われる。物(マッチ)に異様な執着を見せる異星人が、当時の旧ソ連社会を物資不足社会を連想させる。
異色SFを見たい人におススメ!
個人評価98
一般評価90
知られざる映画。最高レベル。テーマ性が強い作品でありながら押し付けが一切ない完璧な戦争映画。戦争映画でありながら残酷な描写などに頼っているところは無い。むしろ静謐な詩を見せられているような、高級な絵画を見ているような作品でありながら、適度な娯楽性も含まれている。ロシア軍兵士のワーニャとサーシャ准尉は、チェチェン人に捕らわれてしまった。二人を金で買ったアブドゥルは、二人をロシア軍に捕まった彼の息子と交換しようとするのだが、交渉はうまく捗らず、やがて些細な事から悲劇と変わってしまうというストーリー。
ロシアの大自然、山岳民族の民謡、それに詠われる彼ら誇り高さ、かといってロシア兵を単純な悪にしている訳ではない。素晴らしい原作から素晴らしい脚本を作り、知られざる名優が素晴らしい演技をし、それを超素晴らしい音楽(伝統的民謡含む)と映像(ロシアの大自然)で彩った傑作中の傑作。
知られざる究極の一本。切ないストーリーがたまらない。おススメ!
個人評価91
一般評価82
悪がはびこる一世代前の中国。貧乏ではあるが平和だった豚小屋砦(アパート)にもついに悪の手が伸びる。ところが豚小屋砦に棲む面々は中国拳法の達人達だった。達人達に追い返された斧頭会は次々と刺客を豚小屋砦に送り込む。刺客の手に次々に倒れる達人達。その時、過去のトラウマからチンピラになってしまったシンは正義の拳「如来神掌」に目覚めるのだった。
という次々に強い奴が現れるドラゴンボールのような、漫画太郎のようなストーリーの映画である。この映画を楽しめるかどうかに中国武侠ものの知識が少しでもあるかどうかという点がある。知らなくても十分楽しめるが武侠の世界を知っていれば、10倍界王拳だ。大きな力には大きな責任を伴うという、おかゆ屋の最後の言葉がカッコイイ。フェミにいいたい言葉だ。
ドラゴンボール・武侠モノ、悪党に正義の拳がうなるみたいな話が好きな人におススメ!
個人評価83
一般評価70
摩訶不思議なSFの旧ソ連映画。異星人の事件に巻き込まれ故郷地球を離れた二人が四苦八苦して地球に戻ろうとする話。アホらしい設定にアホらしい演技、アホらしいストーリーが独自の味を生み出しているため、必然的に見るものを選ぶ。しかしながら当時の旧ソ体制を皮肉っているストーリーかと思われる。物(マッチ)に異様な執着を見せる異星人が、当時の旧ソ連社会を物資不足社会を連想させる。
異色SFを見たい人におススメ!
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